「摩擦とトライボロジー」 |
トライボロジー(tribology)という言葉をご存知でしょうか。トライボロジーという言葉は、1966年イギリスのある委員会から提案されたもので、「相対運動を行いながら相互作用を及ぼしあう表面及びこれに関連する実際の諸問題に関する科学と技術」と定義されています。摩擦、潤滑、磨耗などの表面損傷及びそれらに関連する諸現象を取り扱う学問分野です。 一般に世界で利用されているエネルギーの1/2から1/3は、摩擦のため無駄に消費されているといわれています。イギリスでトライボロジーという新語が発表された報告書では、トライボロジーを改良することにより、機械の年間節約金額がイギリス国内で約5000億円になるといわれていました。 その後、1973年・79年の第1・2次石油危機のため、世界中で省エネルギーが重要視される時代になりました。そして、イギリスで生まれたトライボロジーという言葉は世界へと広がっていったのです。 滑り軸受けや転がり軸受けは、その作動現象を考えるとトライボロジーの主要な研究対象となっているのです。 |
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